・チャランゴ
西洋の弦楽器を真似して南米で作られた5コース10弦の弦楽器です。マンドリンと似たような見た目ですが、ピックではなく指を使って弾くことが多い楽器です。
チャランゴの特徴はボディの背面が丸い形状をしていることです。これは昔アルマジロの甲羅を用いて作られていたものの名残と言われています。アップストロークとダウンストロークを素早く繰り返すかき鳴らしや、ストロークをしながらメロディを奏でる"カランペアード"と呼ばれる奏法などが特徴的です。
チャランゴより少し大型でより低音部をカバーするものは"ロンロコ"、小型で高音のものは"ワライーチョ"と呼ばれています。